群馬県前橋市 腰痛,疼痛,筋膜性疼痛症候群,MPS,トリガーポイント

オートバイのお話 - オートバイ







ゴールドウイングが最近、生産中止になってしまった。残念!!
このオートバイについて書いた文章が、数年前に雑誌に掲載された。
     オートバイライフ
股ぐらに1.8Lのエンジンを抱えて、夏の山道を左右に傾きながら、駆け上がっていく。空気は徐々に冷えていく。普段は、静かな水平対向6気筒のエンジンが、いかにも精巧な音を響かせている。
なんという快楽!・・・他では、ちょっと味わえない。
 私のオートバイは、U.S.HONDA社製GOLDWINGだ。エンジンは、1832CC,車両重量428kg。世界初のエアバッグ、ナビも搭載されている。ブレーキもかなり奢っている。高度に制御された
前後連動式、ABS付きのブレーキが装着されている。つまり、慌てて右手で急ブレーキをかけても前輪だけロックするようなことはない。
また、その場合でも姿勢変化はほとんど起こさない。
アンチノーズダイブ機構まで組み込まれているからだ。
 iPod接続可能なオーディオは、完全防水の4つのスピーカーを、備え、驚いたことに100km/hで高速を走っていても音質は抜群だ。
また、電動リバースギアでバックできるので、停車場所に気を遣わずにすむ。こんなオートバイはHONDAにしか作れない。
 オートバイに乗る楽しみは、人それぞれだ。仲間とあちこちにツーリングに行くのも楽しいだろう。改造に数百万かける人もいる。誰よりも早く峠を走ることが生き甲斐の人もいるだろう。私が今、楽しんでいるのは、低速での取り回しだ。幸い、駐車場が広いので、8の字走行、スラローム、フルロックターンなどの練習をしている。オートバイが先生で、私が生徒だ。時々、バランスを崩した時でも、このオートバイは、重心が低いのと、基本設計が優れているのだろう、リカバーしやすい。徐々に、400Kg超のマシンが自在に操れるようになって行く。その課程が楽しい。
 今でも鮮明に覚えているが、私が、はじめてオートバイを運転したのは、小学校6年のときだった。のどかな時代だった。私の住んでいた家の前の道路が200mくらい舗装工事で一時、通行止めになっていたので、父親が、運転を教えてくれた。その時のスピード感、風の感触、匂い、エンジンの音は、私の記憶に強烈に刻まれた。
 この時以来、オートバイに魅了されてしまったが、20代半ばを最後に、私は、この楽しみをしばらくの間、封印した。その理由は、あまりに危険すぎるからだ。ベテランのオートバイ乗りなら大抵は、仲間を亡くしているはずである。路上は、異種格闘技だ。こちらは、裸のライト級、相手は、大抵はスーパーヘビー級で、プロテクターも備えている。勝ち目はない。
 なんとなく50歳になったらオートバイライフを再開すると決めていた。ただ、路上で大型のオートバイとすれ違うたびに、また家の中で排気音を聞くたびに、胸が騒いだ。昨年47歳のとき、偶然通りかかたったハーレーダビッドソンの販売店に軽い気持ちで立ち寄った。軽い気持ちで、ちょうど目にとまったストリートグライドに跨ってると、「エンジンかけてみますか?」と声をかけられた。断る理由はない。
 久しぶりに興奮した。昔より大分マイルドになったとはいえ、その荒々しいエンジン音、振動は、十分刺激的だ。「早く乗らないと、乗る時間が少なくなりますよ」・・・たしかにその通りだ。早速、注文して、大型免許取得のため教習所に通いはじめた。なかなか楽しい経験だった。
  合格の翌週、真っ白なストリートグライドが納車となった。このハーレーダビッドソンというオートバイは、世界中で愛されている。なんと言っても、理屈抜きでかっこいいからだ。力強いフロントフォークとマリリンモンローのようなセクシーなタンクの曲線の組み合わせが絶妙だ。 
 ただ、このオートバイは、半年で泣く泣く手放した。安全性には、代えられない。オートバイに、エアバッグが付くとしたら、間違いなくホンダからだと、予想していたが、いよいよ発売になった。衝突開始からエアバッグ展開、ライダーの運動エネルギーを吸収し終わるまでに要する時間は、0.15秒。二輪事故で最も致命的とされる、前面衝突時の障害軽減に役立つ先進の安全技術だ。
 ゴールドウイング乗りには、70歳以上の先輩ライダーが少なからず見られる。そういう先輩は、無駄な動きがなく、走る姿が美しい。私も、そうなりたいと、常々思っている。
今度は200CC 位で、生産しないかな〜〜
そういう時代じゃないのかな〜〜