群馬県前橋市 腰痛,疼痛,筋膜性疼痛症候群,MPS,トリガーポイント,ファシア
午前 9:00~12:00、午後 3:00~6:00
【休診日】
木曜日 / 土曜日の午後 / 日・祝祭日
【経歴】
院長 木村裕明
【所属学会・資格等】
ペインクリニック(痛みの治療)では、主に神経ブロック療法で、身体の痛みを和らげ、血流を改善して血行を良くする治療を行ないます。
その他、東洋医学(漢方治療)、低出力レーザー、理学療法士による運動療法、鎮痛薬などの薬物療法を組み合わせて、様々な痛みに対する治療を行っています。
※手術が必要な場合あるいは、適応と考えられる場合には、専門医を御紹介させて頂きます。お気軽に御相談ください。
ペインは「痛み」、クリニックは「診療所」という意味ですから、ペインクリニックは「痛みの診療所」ということになります。
従来痛みの治療といえば痛み止めを内服するか、手術を受けるしかなかった訳ですが、麻酔の技術を応用して神経ブロック療法という治療法が確立されてきました。この治療は、単に痛みを止めることではありません。“痛みの根本的な原因を断つ”治療法です。
ペインクリニックでは、神経ブロック療法を主たる治療法とし痛みの治療を行います。
この神経ブロックは通常の「麻酔」や「痛み止め」とは異なります。
「麻酔」や「痛み止め」は一時的に痛みを抑えますが、薬が切れればまたもとの状態に戻ります。
これに対し、ペインクリニックで行う神経ブロックは即効性に加え、薬が切れても(麻酔薬そのものは2時間~3時間程度で効力がなくなります)もとのような痛みが戻ってこないことが多く、神経ブロックを繰り返して行うと頑固な痛みでも解消する場合が多く見られます。
この理由は、神経ブロック療法が「痛みの悪循環」を断ち切り、「痛みの記憶」を取り去る治療法だからです。
体は痛みがあると、痛みに対する防衛反応として、交感神経や運動神経などの興奮を促します。
すると血液の循環が悪くなり、筋肉が緊張します。血液の循環が 悪くなると、血液が運んでくる酸素が不足し、血液が運び去ってくれるはずの代謝物質(必要のなくなった古い物質)がたまってしまいます。
その中には発痛物質も含まれており、それらが、新たな痛みとなります。これを「痛みの悪循環」といいます。
「痛みの記憶」とは、痛みの刺激を再三にわたって受けていると、そのことが記憶として残ります。
いったん記憶の回路が形成されると、次に来た痛みの刺激を増幅して感じるようになります。
このことは痛みの治療をする上では、大きな支障をきたすことになるのです。
痛みは我慢して得なことは何一つありません。慢性痛が形成される前に治療をすることが大切です。
更に当院では、当院院長が考案した筋膜間注入法やエコーガイド下Fasciaリリースという局所治療に加えて、理学療法士による痛みの原因検索や体操指導、東洋医学(漢方治療)、そして分子栄養学に基づく栄養指導なども積極的に取り入れて、それぞれの患者さんに合った治療法を一緒に考えていきたいと考えています。