うだうだA5のことを考えたり、ネットで検索したりしていると、
店主から、A5ではないが、出物があるという話があった。
値段も手頃たったので、購入することにした。
VALENCIAというスピーカーがやってきた。
期待の音出し！
・・・
あれ・・・
ホーンから音がでない。
どうやら、ドライバーが壊れているようだ。
・・・
なんだよ〜〜〜
修理に、あまり費用は、かからないようだが、　気に入らない。
縁がなかったようだ。
返品！！
やっぱり、A5買っちゃお、決めた。
ここで、すんなり音が出ていれば、どうなってたのかな・・・
違った展開になってたに違いない。
そのまま満足してたかも。
2009年12月のことだ。

（画像は、paragonさんからお借りしました。ありがとうございました。）
さっそく行ってみた。
客は、誰もいない。店主もちょっと恐そう。少し緊張するが、憧れのアルテックA5の音がすばらしい！！
いいね〜〜　からっとした明るい音だ。
店主が話かけてきた。意外といい人そうだ。レコードの話や、オーディオの話をあれこれ。
A5と思ってたが、A7を購入してウーファーだけ強力なのに換えたらしい。
話のついでに、スピーカーの値段を聞いてみたら、安くはないが、買えそうな金額だ。
どうも、欲しくなると、そのことばっかり考えてしまう。
困ったことになった・・・

どういうわけだか、業務用だとか、プロトタイプと言う言葉に弱い。
もう30年くらい前にジャズ喫茶で聴いた　アルテックA5　 映画館で使われていたという　その無骨なスピーカーは、私の憧れだった。
貧乏学生だった私は、それを購入するとは、想像さえしなかった。
月日は、流れ・・・
2009年、何となくジャズ喫茶に行きたくなった。ネットで調べてみると、なんと私の住んでいる前橋にも数件あるではないか。
そのうちの1件には、なんと憧れのA5がある！！
さっそく行ってみた・・・

ようやく通関した。
いくつか変更があるので、あと10日くらいで納車となりそうだ。
ちょうど円高だったので、格安で購入できた。

やっぱりと言うか　もう！　と言うか、先日タンガーバルブが一本切れちゃいました。
最近、出物が少なくなってるようで・・・
ということで、パラゴンの旦那と一緒に買い込みました。

もうちょっと買っておこうかな〜〜

地震の日つまり311の午前中にオーダーしてしまった。

LAから船でやってくる。
しかし、今となっては、ちょっとKY。
まあ、いっか。
ガンガン乗っちゃえ！！

先日、いつもの店に行ったら、なにやら盛り上がってる。

パラゴンさんが、電源を作っている。
すごいな〜〜　
トランスは、店主に作ってもらって、あとは、自分でつくっている。
外野は、言いたいことをいっている（笑）
ハンダが失敗すると、ヤジが入る。
そんなプレッシャーの中で、集中している。


オール励磁型のパラゴンをタンガー電源で鳴らすつもりだ。
きっといいに違いにない。
早く、聴かせてもらいたいな〜〜〜

初めて見た。
伝説のWE555!


危ない、危ない＾＾；
こんなものに近寄ると大変なことになる。
でも、ちょっと聴いたみたいな〜〜

高音用の電源ができて、すべて完成した。


高音用

中音用

低音用

電磁石のポテンシャルは、計り知れない。
3割り増しのボリュームでも、ちっともうるさくない。
驚いたことに、そのボリュームで、会話ができる。
「タンガー電源では，音楽に美の女神が宿ったかのように深く美しく緻密に歌いあがります．」
と表現している方がいらっしゃるが、
けっしてオーバーではなかった。

低音用のタンガーバルブ電源が完成した。

ウッドベースが唸りを上げている。
「コクがあるのにキレがある」



タンガーバルブ　恐るべし。
裏に置いておくのは、もったいないな〜〜
高音用もほぼ完成とのこと。
どうなっちゃうのだろう・・・